どーも、くまさんです。
私は2度の転職を経て、現在3社目で働くサラリーマンです。
転職活動を始めて、職務経歴書や面接の準備にあたり自分のスキルや能力について「どんなことが私のスキルなんだろう・・。」と悩むことがあるかと思います。
転職で特別なスキルを求められるのかと言われれば、ごく一部の専門職を除いてはノーです。
ここでは誰でも自分のスキルや能力を見つける方法についてご紹介していきたいと思います。
それではいってみましょう!
特別なスキルがいらない理由
スキルの見つけ方に入る前になぜ特別なスキルが必要ないのか簡単に解説します。
専門職以外の求人のほとんどは経験と姿勢を求めることが多いから
特別なスキルが必要ない理由として、求人の”求める条件”をみていただければわかるのですがそのほとんどが経験と仕事への姿勢に基づくようなものになっているためです。
例えば不動産営業職の求人で言うと下記のような内容を目にします。
■必要条件:
・3年以上の法人または個人営業経験 →経験
・諦めずに最後までやり抜ける方 →姿勢
※不動産業務に関する経験や知識は不要です。→特別なスキルや経験を不要と言ってる
■歓迎条件:→いればいいな、ぐらいのレベル
・法人向け不動産業務の経験
・マネジメントの経験
青文字でも書きましたが、求人の条件を見てみるとそのほとんどが誰もが持てそうな経験や姿勢だと思います。
企業としてはもちろんより、その領域の経験があれば良しですがそうすると応募してくる人数も限られ、未経験でも優秀な人材を取り損ねます。
ですので、求められる条件はある一定の経験や、最低限持っていて欲しい姿勢やスキルになるわけです。
もちろん、即戦力を求める求人や専門職・英語を使う外資系企業などは誰しもが当てはまるような条件では募集をしていないことが多いですが、そういった求人は転職市場からみるとごく一部といえるでしょう。
仮にそういった企業にトライしたい場合は、どんなスキルや経験が求められているのかを把握し逆算して身に着けるようにしましょう。今の会社でその経験を積めない場合は、入社ハードルの比較的低くて経験の積める企業に一度転職するのもアリだと思います。
話を戻しますが、こういった理由から特別なスキルは転職において必要ないと思います。
具体的なスキルの見つけ方
次に、あなたのスキルを見つける方法について解説します。
企業に評価されるスキルや経験はあなたの思ってもいないところにあったりもするものです。
それらを漏らさずに見つけるために下記のステップを行ってみてください。
①自分の経験と仕事をしていて得意だなと思うことをそれぞれ書き出してみる
②周りから普段褒められていることを書き出してみる
③①②の内容から求人に合いそうなものを選ぶ
④あなたのスキルの発見!
それぞれ簡単に解説します
①自分の経験と仕事をしていて得意だなと思うことをそれぞれ書き出してみる
まずは、あなたがこれまでしてきた経験と仕事をするなかで得意だなと自分が思うことを書き出してみてください。
書き出す際に必要なのは、経験年数など”数字で表現できるもの”と大勢の前で話すことなど”数字で表現できないもの”に分けておくことです。
前者は見ればわかるので、そのまま伝えられますが後者にはなぜそう思うのか具体的なエピソードや理由が必要となります。
ですので、数字で表現できないものについては「〇〇という経験をおこない、成功体験があるため00が私の強みだと思います。」のように理由と1セットにしておくと良いでしょう。
また、書き出した経験や得意なことを一言で言い換えれれるようにしておくとなお良いでしょう。
例えば残業が多いなど過酷な業務環境でも仕事をやり抜いてきたとすれば、それは”最後までやり抜く力”と言い換えられるといった塩梅です。
「こんなことが評価されるのか」ということがあります。
私自身、1社目から2社目への転職面接の時に採用の決め手になったのは、1社目の残業が多い過酷な環境の中でもやり抜いてきた所と、チームワークを重じていた所と入社後に言われました。
未経験の領域だったので、そういった領域の経験が求められて難しいかな、と思っていたのですがそこはみられなかったです。
ですので、どんなことでもいいのでとにかく書き出してみましょう。
下記のように、普段当たり前にやっていることでも「どういう能力として言い換えられるか」
考えてみてください。
・頼まれた仕事を期限内にいつも終えることができる
→スケジュール管理能力、逆算力
・どんな状況でも仕事を投げ出さず、なんとか形にしようとする
→やり抜く力(※この本にも書かれていますが意外と評価されます)
あなたを求めている企業があるはずです。
②まわりから普段言われていることを書き出してみる
次にできればでいいので、
普段上司や取引先、同僚、友人家族など周りから褒められたことを書き出してみましょう。
①はあくまで実績や主観によるところがあるのですが、より強いのが客観的な意見だからです。
面接でもたまに「普段あなたはどんな人だといわれますか?」など
質問が飛んでくるのもこういったところからです。
自分では気がつかないところに気付けることも多いので、
思いつかない場合はフランクに聞ける間柄の人に聞いてみましょう。
例えばですが、下記のように何らかプラスとなるようなことを言われた際は、
①と同様にどんな力として言い換えられるかを考えて書き留めておきましょう。
(思い出して書き連ねてもOKです)
上司:「いつもお客さんの細かいところまで配慮ができるな」
→営業力、気がつける力
同僚:「人前でも物怖じせずに堂々と話せてすごい」
→プレゼン力
家族:「これと決めたことはかならず出来るまで努力できる」
→やり抜く力、執着心
①②から求人に合うものを選ぶ
こうして書き出したら、そこから求人に当てはまりそうなものを選んでみましょう。
職務経歴書に書く場合は、これらを選んで書いてみればOKですし、面接で質問されたら選んだものを話すと良いでしょう。
選ぶ際の注意点は、求人の必要条件や歓迎条件をみながら大きくズレないようにすることです。
完全にマッチしない場合ももちろんあると思いますが、その場合は自分がこの業務を行うとしたらどういうところが活かせそうかを考えて選ぶと良いでしょう。
営業の職種だったら、営業として求められそうなコミュニケーションに関する能力や、やり抜く力などといった塩梅です。
こうして、あなたのスキルは見つかるはずです。
さいごに
繰り返しになりますが、転職にはほとんど特別なスキルは必要ありません。
大切なのはあなたの経験や得意なことを、あなた自身がしっかり把握をして企業が求めるところにどう合わせていくか・活かせそうかを説明できるようにしておくことです。
これができればあなたの転職活動はより良いものになると思います。
あなたの転職活動応援しています。
それでは!