どーも、おーすけです。
私は2度の転職を経て、
約2年で年収380万から800万へアップを果たしたサラリーマンです。
「転職したいな」「仕事辞めたい」と漠然と思うこともありますよね。
しかし、そこですぐに転職活動をしてみたり、仕事を辞めたりするのは危険です。
行動する前にまずは、
転職したい・仕事を辞めたい理由や動機を言語化してみましょう。
詳しく解説していきます。
まずは転職の理由・動機をはっきりと認識しよう
繰り返しですが、最初になぜ自分は「転職したい」「会社を辞めたい」のか
をはっきりと認識をする必要があります。
なぜかというと、次の会社を選ぶ際に選択の軸とすべきものを持つためです。
選択の軸を持たないと、なかなか自分が求めている求人が見つからなかったり、
転職できてもまたすぐに辞めたくなったりとリスクがあります。
私の例で言うと、下記のような形で動機から選択の軸を決めて、アクションしました。
1社目から2社目
転職したい理由
・月残業が100時間ほどあるのに給与が380万円と自分的には低かった。
・会社が属する業界にはこれ以上の伸びは期待できない。
・伸びていく分野での仕事につき、自己の市場価値を上げたい。
↓
転職先選択の軸
・給与が今よりも確実にアップする企業(できればプラス100万円)
・ITの分野はこれからも伸びるので、そういった領域に関われる企業。
↓
結果
・年収500万円(プラス120万円)でIT系企業に内定、転職。
・その他某大手企業からも内定が出たものの選択の軸から辞退。
振り返ってみて
・会社の知名度こそあまりなかったものの、
未経験の領域かつ最先端領域に関わることができ、
ここの経験が3社目への転職を後押ししてくれた。
・残業時間も1社目より圧倒的に減り、
プライベートの時間を充実させる大切さを感じる様になった。
・結果、転職の軸に沿って活動したため、
求める条件が手に入り転職してよかった。
2社目から3社目
転職したい理由
・昇給スピードが遅く、給与アップを行いたい
・IT分野の一部の領域がメインだったので、より広い領域に携わりたい
↓
転職先選択の軸
・給与が今よりも確実にアップする(できればプラス150万円)
・2社目よりもより広い領域での仕事ができる
・ITの分野で営業職を募集している
↓
結果
・年収800万円(退職時が550万円だったので、プラス250万円)で内定
・一部上場企業の大手IT企業の営業職
・携わる領域は圧倒的に増えた
振り返ってみて
・年収面では大幅なアップを果たすことができて満足
・業務内容としても、希望していたより広い範囲で関わることができている
・初めての大企業なので、2社目のベンチャーよりは柔軟性に欠くこともあるが、
自己の経歴としてはプラスと考えている
・結果、転職して良かった。
こういったように、私自身も転職の理由を明確にすることで、
ミスマッチすることなく満足のいく転職をすることができています。
ですので、まずはここが重要だと思うわけです。
動機の見つけ方
さてそこで、具体的にどのようにして
転職の理由・動機の見つけるのかについてご紹介します。
それは、今の感じていることや将来どうなっていたいか考え、書き出してみることです。
・今の職場の不満なところ
・仕事を通して叶えたいこと
・何歳までにいくら稼ぎたい
など
そういったことを紙でもなんでもいいので書き出していって、
自分なりの優先度をつけます。
次にそれが転職によって叶えられることかどうか、
今の職場で叶えられないのかどうかと、
叶えられないならなぜ叶えられないのかをしっかりと考えましょう。
転職は手段であって、目的ではないからです。
転職をしなくても出来る・叶えられることなのであれば、
無理にする必要はないです。
また、ここを明確にしてやはり転職としておくと
転職面接時に「なぜ転職をするんですか?」という質問に対して、
はっきりと「今の会社では〇〇は出来ない・叶わないから御社にいきたい」
という回答できます。
今いる会社でできること・叶うことを転職の理由にすると、
面接官からすれば「いや、じゃあ転職しなくてもよいのでは?」
「他に本当の理由があるのでは?」といった様に疑問となります。
ですので、本当に転職をして叶うことなのかは一度考えてみてください。
また、補足ですが年収など在籍していれば額は関係なく、
確実に上がる場合が勿論ありますが転職により大きく変化することが
できるのでそこは加味して考えると良いでしょう。
今の職場でも可能と言えば可能だけど、
転職することで大きなチャンスに恵まれそうであればOKです。
今の仕事がどうしても嫌だから転職したいという方もいると思いますが、
転職できるところにとりあえず転職するのではなく、
最低限なんで嫌なんだろうや次はどうしたいかは考えて
転職活動しないとまた同じことの繰り返しになってしまいますので焦らず良く考えてみてください。
面接時の注意点で言うと、
「年収を上げたいから」「残業時間を少なくしてプライベート充実させたいから」など
直接的な表現は面接時には避けて、
「より成果を評価してくれる環境にいきたいと思ったから」
「業務をより効率的に行われている御社で自分の働き方もアップデートしていきたい」など
うまく伝えるようにしましょう。
動機はなんだっていい
私の場合動機をざっくり言うと、
「年収上げたい」「もっと新しいことしたい」でしたが、
ここはなんだっていいです。
「残業続きでプライベートがないから、もっと残業の少ないところで働きたい」
「実家が北海道だし、東京にいる意味もあまり感じないから、北海道で働きたい」
「ずっとサラリーマンも向いてない気がするから、何かの職人になりたい」など
自分の本音ベースで考えてみてください。
それが転職の選択軸になり、
・沢山の求人情報から求人を探すとき
・転職エージェントに要望を伝えるとき
などに役に立ち、結果として
「こんなはずじゃなかった」と転職先とのミスマッチを防ぎ、希望する条件などが手に入ります。
どうだったでしょうか。
具体的に動き出すファーストステップとして、
まずは立ち止まって考えてみてください!
それでは!