どーも、くまさんです。
私は2度の転職を経て、現在3社目で働くサラリーマンです。
今回は履歴書や職務経歴書、エントリー時や面接の際に必要となる「志望動機」の作り方をご紹介できればと思います。
志望動機はあなたが数ある企業の中から何故その会社に入りたいのかをアピールするために重要なトピックとなりますので、しっかりと準備しておきましょう。
転職の理由をまず明確に
いきなり、「御社を志望する理由として・・」と書き出すのではなく、まずあなたがなぜ転職したいのか理由を明確にしておきましょう。
というのも、志望動機はあなたの転職したい理由を、その会社に入る事でどう叶えられるのかを伝えるものにもなります。
転職の理由が「営業のスキルをもっと活かして、大きな規模の業界で働きたい、評価も実績に比例するような形でされたい」というのに対して、志望動機が「御社の社風に引かれました、また福利厚生など働きやすい環境に魅力を・・」のようでは聞いてる側からしても、なんだか違和感を覚えます。
ですので、まずはあなたが転職したい理由を書き出して、そこから志望動機を考えていきましょう。
使える理由と使えない理由を選別する
転職したい理由を書き出したら、次は使える理由と使えない理由に仕分けることです。
必ずしも転職したい理由全てが、使える訳ではありません。
私は表の志望動機と裏の志望動機と呼んでいるのですが、面接などでアピールする際につかうものと、本当の転職したい理由を分けて考えています。
例えばですが、年収を上げたい、残業時間を減らしてプライベートな時間がたくさん欲しいなどは裏の志望動機です。その会社では無くても実現することが出来るかつ、自分の欲求や要望がここであげられると思います。
こちらがまず先にあるべきと思っています。
ぶっちゃけ、どうしたいのかを含めて転職の理由を考えてみましょう。
それベースで求人などを探すことでミスマッチのない転職活動になるからです。
しかし、企業側としては「年収を上げたいから、残業が少ないから」と言ってくる人はもしより良い会社を見つけたら転職するリスクがあると考えるため、採用には結びつかない場合が多いでしょう。
そこに対して表の志望動機が必要になってきます。
こちらは前向きでよりその会社だと実現できそうな内容を差します。
例えば、より大きな事業会社で自分の経験を活かして営業をしてみたい、今までは代理店としてマーケティングに関わっていたが次は広告主として自社のマーケティング活動に責任を持って従事したいなどです。
企業側からしても、「なるほど、前向きでいいな」と思って貰えるような内容がこちらになります。使えそうな理由がない場合は、まったく思ってもない事を言う訳では無く、その企業だったらどんなことができそうか、現状と比較して考えてみることです。
私の感覚だと、書類等では表の志望動機のみ。
面接の場では表の志望動機9割、裏の志望動機1割ぐらいで伝えるとよりリアリティがあり良いと思います。
「現職で営業として長い間経験を積み、その経験を活かしたいと考え、次のステップとし業界トップシェアの御社を志望いたしました。現職と御社は競合関係ではありますが、製品力や営業の方々のスキルなどがずば抜けておりそのような環境に非常に魅力を感じています。・・・・・・・・・・・・。また、実績に応じた評価をしていただけるというところも魅力に感じております。」
1割伝えると言っても露骨な言い方では無く、前向きさを出しながら伝えましょう。
転職したい理由をその企業に合わせて志望動機へ
選別した転職理由から、表の志望動機に使えそうなものを中心に、その企業に合わせて志望動機を作っていきます。
企業に合わせるというのは、その企業が業界内でどのようなポジションなのかや、どういった商材を扱っているのか、他社と違うところはどこなのかを企業ホームページなどから調べて、自身の転職理由とつなげることです。
採用ページや決算書などにもこのような情報がまとめられている場合が多いので、よくみてみましょう。
ここをすることで、よりその企業に入りたいという想いが伝わる志望動機になるはずです。
企業は採用にも多くのコストをかけているので、採用する人には辞めて欲しくありません。そのためにもより自社に入りたい!と想っている人に内定を出したくなるものです。一種の採用担当者のリスクヘッジでもあるので、ここは重要になってきます。
そうして調べた応募先の企業の魅力や特徴と現在の会社やその他の企業では実現できない事、自身の転職理由を結びつけてみるとより良いでしょう。
また、これらに「実際営業をしていて〜」など体験談を織り交ぜるとオリジナリティが出るでしょう。
最後に
これらを使ってあなただけの志望動機を作ってみてください。
繰り返しですが、志望動機はあなたの想いを伝えるものです。
ちょっと言い過ぎぐらいでちょうど良いです。
注意点としては、誉めすぎたり、一から勉強したいなど低姿勢すぎるとマイナスに受け取られてしまうので、御社だったらこういうことができる!こういうことがしたい!などを前向きな姿勢を出すと言う事です。
あなたの転職活動応援しています。
それでは!